不妊治療と仕事の両立。フルタイムでは働くことができず退職を決意。

退職 不妊治療

こんにちは。

今まで数十回に渡り、不妊治療の経過について発信してきました。

現在不妊治療5年目を迎えています。まだ今後も治療を継続する予定です。

長い間治療をしながら、期待値とその時にかかる様々な負担を天秤にかけながら決断を繰り返してきたと思っています。

期待をしない治療はないのですが…やはりかかる負担が徐々に重くのしかかってきましたね(^^;

仕事・金銭面・身体精神的負担などありますよね…

今回はかかる負担の1つとして、まずは治療と仕事の両立について私が直面した問題について発信したいと思います。

私たち夫婦の場合の内容になりますが、治療を経験された方は仕事との両立に頭を抱えたことがあるのではないでしょうか…。

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フルタイムの看護師

不妊治療をはじめた当時30歳のとき、病院でフルタイムの看護師として働いていました。

日勤と夜勤の2交代制です。

夜勤は5~6回/月くらいでなかなか忙しく働いていましたね。

当時はNICU病棟でしたので、様々な疾患の新生児と向き合う日々でした。

大変な面もありましたが、赤ちゃんは可愛くて癒される瞬間がたくさんありましたね~。

働きながら不妊治療クリニックに通院し、タイミング療法を行っていました。

仕事が定時であがれるわけではなかったのと、基本的に忙しい病棟でしたので、日勤後にクリニックを受診することが難しく…休日や夜勤前後に受診日を調整しながらなんとか通院できていた状況でした。

日勤後に受診できないことに通院してみてわかりましたね。ギリギリ間に合うと思っていたのですが、考えが甘かったです。病院選びは慎重に…ですね!

人工授精は明日!?

なかなか妊娠に至らず、ステップアップをすることに…

いつも通りエコーで卵胞チェックをしていると、医師から明日人工授精にしますね~と。

明日!?明日は日勤だしな…急に休んでしまったら迷惑だろうし…人数も減るわけだから忙しくなるし…(看護師が足りずマンパワー不足の病棟だったので)

こんな感じで日程が決まるんだと、実際に治療を開始してわかりましたし、これは本当に厳しいなと思いました。

恐る恐る…明日休みたい旨を上司に相談しましたね。(;O;)

結果的には休みをいただき無事に治療はできましたが…これで妊娠していなかったらまた同じ状況がくるんだと思うと、治療以上にしんどいなと思ってしまいました。

治療と仕事の両立の厳しさを実感しました。

両立は不可能だな

タイミング療法のときから、仕事をしながら通院するのは大変だなと感じていたので、退職ということは常々考えていました。

人工授精にステップアップしたとたん、このまま治療はできないだろうなと確信しました。

  • 急な休みが必要となることがあるが、急に休みを取ることが難しい。(明日など…)
  • 不妊治療を卒業できる目安がわからない。妊娠しなければいつまでも続く。
  • 迷惑を掛け続けることが精神的な負担となり心のバランスが崩れる。
  • 上司には治療をしていることを話したが、同僚には伝える勇気がない。

やはり両立するには、周囲に相談し自分の状況を理解してもらい協力を得ることが必要なんだとわかってはいましたが、それを行動に移すこと自体が精神的負担になってきていましたね。

共有できない状態でした。

また、相談することはメリットもありますが少なからずデメリットもあると思っていました…

私の性格では両立はできないな…と実感ですね(^^;

仕事よりも子供を授かるために前に進むことを優先し、かかる負担を軽くすることをこのときは選択し退職をしました。

退職後に人工授精を連続で行い、そのまま体外受精へと進んでいます。

治療は受けやすくなりましたが…こんなにも長期戦になるとは思ってもみなかったので…

次は金銭面の負担が徐々にのしかかってきましたね~。高額な治療費を払うことが当たり前だと思い、感覚も麻痺しているような感じです。

その後仕事の仕方を変更したわけなのですが、不妊治療と仕事とのバランスのとり方はまた次回発信します^^

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