最初は徒歩圏内の人気クリニックを選んだが
不妊治療クリニックを妊娠10週目で卒業を迎えるまでに
どこの産婦人科に通うのか決めておいてね〜と言われていました。
たまたま、家の近くにクチコミも多く人気であろうクリニックAがあり
そこをベースに考えつつ色々と情報収集を行っていきました。
産婦人科を選ぶのに何を重要視するかはほんと人それぞれで
・徒歩圏内にした方がいい
・無痛分娩をやっているところがいい
・女性医師がいい
・診てくれる先生が同じところがいい
・何かあったときのことを考え総合病院がいい
・ご飯が美味しいところがいい
などなど、選択基準はたくさん!
調べればどんどん出てきてキリがないのですが、
当初の僕たちは、
・立ち会い分娩ができる
・お産をたくさん取っていて人気
・徒歩で通える
・自然分娩を勧めている
という点に魅力を感じて、自宅に近いクリニックAを選択しました。
それを不妊治療クリニックにも一度伝えました。
紹介状を書いてもらうのに必要なんですね。
でも、その後も色々と情報収集するにつれ、また気持ちがブレてきました(;´∀`)
妻は、35歳を超えていて高齢初産婦です。
そして、不妊治療経験者です。
厚生労働省の研究で、「妊娠リスクスコア」というものが発表されています。
チェックリスト形式で該当するものにチェックを入れていくと点数が出ます。
その点数によって、自分にどの程度のリスクがあるかを把握できるものです。
色んなサイトでチェックできますが、以下を参考に記載します。
僕たちの場合は、年齢が35歳を超えていること、不妊治療をしていることなどが該当し
出産リスクが高いところに該当することがわかりました。
むしろ、スコアに従えば大きな病院を選択することが望ましいとさえ言われています!
本当に近所のクリニックAで大丈夫なのか!?
クリニックか総合病院か
夫婦で作戦会議です。
まず、クリニックと病院それぞれのメリット・デメリットと考える点を挙げました。
【メリット】
・立ち会い分娩のできるところが多い
・入院中の食事が豪華(サービスが充実している)
・親になるまでの心構えも養ってくれるという安心感がある(両親教室があるなど)
【デメリット】
・人気のところは混んでいて待ち時間が長い
・緊急時の対応が病院に比べると不安(なにかあると病院へ搬送となる)
【メリット】
・出産当日に何かあったときに安心(搬送なしで治療できる)
【デメリット】
・立ち会い分娩のできないところが多い(コロナの影響で厳しい)
・食事などサービスがクリニックに比べると質素
・スタッフの対応がクリニックに比べると機械的なイメージ(病院という機能上仕方ない)
・大部屋になるとゆっくり休めない(個室希望は別料金)
人それぞれ、何をメリットデメリットと感じるかは違いますので
あくまでも僕たちの視点で考えた内容ですのでご了承ください(^^)
皆さんは、どんな点を重要視されますか?
これだけは譲れないという優先順位をつけることはとても大切ですしその方が決めやすくなります!
大事にしたポイントは
繰り返しになりますが、僕たちの背景は以下となります。
・35歳オーバーの高齢初産婦であること(妻36歳、夫38歳)
・長期の不妊治療を経ての妊娠(治療期間:5年11ヶ月)
・初期妊娠スコアではハイリスク出産に該当
一方で、出産に際して大事にしたいポイントは以下です。
・胎児の異常は早期発見したい(上記の背景から、特に重要!!)
・出産中に何かあった時のサポート体制は大事にしたい
・立ち会い分娩をしたい
・母子同室がいい
これらをすべてカバーする完璧な選択肢があれば最高ですね。
でもそれを望むことは現実的ではなさそうなので
少なくとも何を優先したいかを考えました。
その中でも特に、上記にもあるように、無事に出産を迎えるためにも
胎児のリスクを適切に管理しながら出産を迎えたいという点はとても大事なポイントでした。
かつ、立ち会い分娩もできれば万々歳といった良いとこ取りができる方法はないか。
そうやって調べていくと、あるクリニックBに出会いました!
![妻](https://menkolog.com/wp-content/uploads/2022/10/woman-150x150.png)
不妊治療が男性医師だったので、
慣れていたのもあったのか…
女性医師で探したりはしなかったですね〜。
胎児ドックとオープンシステムを利用した出産
胎児のリスク管理について妻が情報収集を行っていたときに、
「胎児ドック」を実施している産婦人科を見つけました。
僕たちにとって初めて耳にする胎児ドック。
高度超音波精密検査(エコー検査)でお腹の中の胎児を臓器別に詳しく精査するもので
胎児の異常がないかを詳しく診てもらえます。
そして、もし何らかの異常があれば提携している専門病院と連携してくれます。
また、出産に関してはオープンシステムを採用しているとのこと。
これもまた、初めて知る言葉でした。
出産間近まではクリニックBで妊婦健診を行い、出産は提携している病院で行う
というシステムのようです。
アメリカやヨーロッパでは以前から一般的な健診、分娩のスタイルとして定着しているようです。
また、クリニックBの分娩の提携先には病院だけでなくクリニックCも含まれており
そこを選択すれば立ち会い分娩も可能ということが判明!
この方法であれば、胎児のリスク管理を細かくしてもらいながら出産ギリギリまでクリニックBで健診、
そして立ち会い分娩ができるクリニックCで産むことができるじゃないですか!
バスで通院することにはなりますが、僕たちの希望が一番叶う形になりそうということで
妻と相談してこちらのクリニックBで妊婦健診を行うことに決定!
そんなに混雑するようなところでもなさそうで、更にありがたい!
(それまで候補だったクリニックAは、予約しても待ち時間3時間とか普通のようです…(^_^;))
そんな感じで、何とか妊婦健診を受ける先がクリニックBに決まり、
僕たちのマタニティライフがスタートしていきました♪
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