不妊治療における先進医療Aと先進医療B、何が違うのか?

先進医療AとB 不妊治療

不妊治療が保険適用になってから、先進医療という言葉をよく聞くようになりましたね。

不妊治療の保険適用とは関係なく、以前から存在はしていました。

そして、先進医療には「先進医療A」と「先進医療B」があります。

これって何が違うんでしょうか。

なんとなく知ってはいたけど、じゃあ具体的にどういう違いがあるのか…(・∀・)

そこがいまいちよくわかっていなかったんですが、

先日参加した不妊治療セミナーでわかりやすく解説してくれた先生がいて、

とてもきれいに整理できました!

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先進医療AとBの違いは?

先生のお話によると先進医療Aは、ある技術に対して認められるものだそうです。

その技術が認められれば、

「うちもその技術を使った先進医療Aやりまーす!」と

手上げした病院やクリニックには適用されるというものです。

ただし、一定の施設基準も定められているので、その基準をクリアしている必要がありますが。

一方先進医療Bは、施設限定。

ある技術を使いたい施設が申請して、個々の施設に対して審査があるようなのです。

ということは、先進医療Aよりも審査基準が厳しいということですね。

厳しい審査をクリアして、認められた施設のみで実施できるものなのです!

また、先進医療Bは個人クリニックで認められることは難しく、とってもハードルが高いようです。

先進医療Bが認められるのは病院、または高度専門的な施設に限られるといった感じでしょうか。

ざっくりと、先進医療Aは制限なし、先進医療Bは施設限定。

とてもわかりやすいですね!

不妊治療における先進医療とは?

不妊治療における先進医療Aおよび先進医療Bに該当する技術は何があるのでしょうか?

令和4年5月1日時点の厚生労働省資料では以下の通りとなっていました。

先進医療
引用:厚生労働省HP

先進医療Aについては9件の技術が認められているようですね。

先進医療Bについては「審議中」が2件ということで、5月1日時点によればまだ認められている技術はないようです。

先進医療Aは、やりまーすと手上げした病院、クリニックでかつ基準を満たした場合に認められる

ということなので、クリニックごとに違いがある可能性がありますね。

情報は随時更新されるようですので、最新の情報は以下からご確認くださいね。

厚生労働省 不妊治療における先進医療の状況

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