育児休業を1年間取得予定のパパ。世の中は男性の育休取得が進んでいないよう。法改正で流れは変わるか?

育児休業 マタニティライフ
夫

子供が生まれたら、僕は1年間の育児休業を取る予定です!

今から楽しみだな〜\(^o^)/

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男性の育児休業の実情

厚生労働省の資料によると、男性の育児休業取得率は

2020年度で12.65%でした。

国の目標は13%だったので、その目標は達成できなかったということです。

引用:厚生労働省 育児・介護休業法について https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000130583.html

また、男性で育児休業を取得した期間について、2021年度のデータは以下です。

男性の育児休業取得期間(2021年度)

・「5日~2週間未満」: 26.5%

・「5日未満」: 25.0%

・「1ヵ月~3ヵ月未満」 :24.5%

引用:厚生労働省「令和3年度雇用均等基本調査

取得期間「2週間未満」が5割を超えていました。

そして4人に1人が5日未満という結果でした…。

自分の会社はどうなんだろうと思い、先日、会社の人事部に聞いてみました。

夫

男性で育児休業取ってる人ってけっこういますか?

どれくらいの期間取得しているんですか?

人事部
人事部

3年取ってる人が1人いますね〜。

取得する男性は増えていますがほとんど5日以内とか、

1日だけっていう人もけっこう多い印象です。

そうなのか…ヽ(´ー`)ノ

うちの会社、男性の育児休業取得率が高いとか、毎年対象となる男性社員のほとんどが取得している

というようなことを言っていたが、実情はこんなものだったのか!

3ヶ月取りましたとか、半年取りましたって人もいるのは知っていますが

結局それは、ごくごく少数派ということなのでしょう。

1日取得しただけでも、会社としては取得率が向上していきますからね。

とりあえず育児休業を取得したという事実

僕の会社は、育児休業の最初の5日間は有給休暇扱いとなっています。

それもあって、5日間だけという人が多いのだろうと推測します。

出産予定はだいぶ前にわかるのに、そんなに仕事休めないのかな?と思ってしまいます。

1日だけという人もいるようですが、

どちらもおそらく月末に休んで社会保険料を免除することを目的とした取得が多いのでしょうね。

そして、会社としても男性の育児休業取得率は上がるわけですし。

ある意味、とても賢い方法だと思います。

現行の仕組みがそうなっていますので。

長く取得することが偉いわけでもなんでもないので、

そこは夫婦で話し合って決めるところだとは思います。

ただ、1日だけとか5日だけの育児休業じゃ、育児なんかできないと思いますが。

夫

休業中は、育児休業給付金が支給されるけど、手取りが少しでも減ってしまうのが嫌なのか?

家のローンとか、既に子育て中なら教育費とか、お金が必要ということなのか?

手取りががっつり減ってしまう!というイメージが先行しているケースもあるのでは?

具体的にシミュレーションしてみることで状況が変わるかもしれませんね!

同期の男性パパに聞いてみた!

先日、同期の男子6人でオンラインで近況報告会を実施したとき

子供が産まれたときに育児休業を取得したか聞いてみました!

僕以外みんな子供がいて、みんな育児の大先輩!

夫

子供ができたよ!産まれたら育児休業を1年間取得しようと思っているんだけど

みんなは育児休業取った??

5人中1人だけ、3人目が産まれた2015年に育児休業を2ヶ月取得していました。

ちなみにその彼は、会社の営業部門に所属しているのですが

当時、営業部門の男性で育児休業を取得した初めての人だったみたいです!

これを聞いて皆さんどう思いましたか??笑

それ以外の4人は育児休業は取っておらず、さらに驚いたのは

家族の中で育児休業を取るか取らないか、といった議論にもなっていなかったということ!

夫婦で話し合って取らないとなったならわかるけれども

そもそも話をしていないというのはちょっと驚きました(;´∀`)

男性側に、育児休業を取るという意識がなかったということでしょうか。

ある同期は、「今となっては取得しなかったことを後悔している」と言っていました(。>﹏<。)

今になって後悔しても、もうあのときはもう戻ってこないのよ〜(^_^;)

法改正で育児休業が取りやすくなる、はず?

2022年度から、段階的に育児・介護休業法が改正されます。

厚生労働省:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内

大きなところは、「産後パパ育休」という男性版産休が新設されることでしょう。

今までよりも分割してパパが育児休業を取りやすくしています。

厚生労働省:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内

長期で取れなくても、ここぞ!というときに取得しやすくなるようですね。

家庭によって様々な背景・事情がありますから、

柔軟に取得できる環境が整うことはとても良いことだと思います!

人生において優先順位は変わる

先日、オンラインの父親学級に参加しましたが、そこでこんな問いが投げかけられました。

「俺には仕事がある」で失うものは何か?

仕事が順調で楽しい時期の人にとっては、

育児休業を1年取得することについては迷いが出てくることかもしれません。

また、とても大きな仕事を動かしている真っ最中であれば、

それが落ち着くまで取得が難しいという場合もあるかもしれません。

でも、出産はいきなり訪れるものではないので、

育児休業の取得タイミングを調整したり、会社と相談して仕事を調整したり、

やり方は色々あると思います。

それなのに、育児休業を1日しか取得しないとか、数日取得して終わりとかって

なんか寂しいと思いませんか??

繰り返しになりますが育休取得期間に正解はありません。

でも、どんなときも仕事が常に最上位にあるということが

人生もったいないなと個人的に思います。

たまには優先順位が変わることがあってもいいと思いますし、

子供が生まれるって、まさにその「たまに」の時だと思います。

収入も一時的には少しは減るかもしれませんが、

それよりも大事なことが育児休業にはあるのではないかなと思っています。

人が死の直前、最も後悔することの一つに

「働きすぎなければよかった」

というものがあります。

少し大げさかもしれませんが、後悔のない選択をしていきたいですね(*^^*)

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