前回の記事の最後に、あっけなく体外受精が終了したことを書きました。
採卵当日のことを飛ばし。
なので今回は採卵について体験したことをまとめていきたいと思います。
それにしても、初めての体外受精は期待を裏切られたような結果に終わりましたね。
卵は育っていたはずなのに採れないですし、たった一つの成熟卵は受精せずに終わり。
胚移植できると思っていたのですが…移植まで進むのにいくつもの壁があることを、
治療前は理解できていませんでした。
なぜ採れなかったのか…?いくつも育っていたのに?
この点については次回へ続くのですが、まずは採卵当日について!
麻酔はするのかな?
麻酔を使用するかしないかは、クリニックによって違います。
私の通っていたクリニックでは、卵の個数で決めているようで、
少なければ麻酔なし、たくさん育っていれば採卵に時間も要するため麻酔ありでした。
あとは、本人の希望も考慮してくれていましたね。
痛みの感じ方は個人差があるので。
私は大きい卵7個+小さい卵数個でしたので、
医師から麻酔しても良いと思うと説明があり、麻酔ありを希望しました。
正直、痛みは少しでも軽減したかったので…
麻酔なしでと言われたらどうしようかなと思っていました。(笑)
麻酔の種類は静脈麻酔です。(転院先は局所麻酔でした)
いざ採卵へ!痛みは?
静脈麻酔を使用しましたが、痛みと不快感は少なからずありましたね。
麻酔の量が不足しても過剰にかけすぎるものでもないことは、
私も仕事柄理解はしていましたが…印象としては不足している感覚でした。(涙)
少しくらい朦朧としてくれたら良かったのですが、
すべてはっきり覚えていますし針を刺すときの痛みもしっかり感じました…。
痛いですが…深く深呼吸をして(看護師が手を握ってずっと支えてくれました)なんとか耐えます。
前後の消毒もなかなか痛かったです。
所要時間は10分程度なんですけど、本当に長く感じました。
大事な大事な採卵なのに、早く終わってくれないかなとかもうやりたくないなとか…そんなことばかり考えていました。(笑)
麻酔が深く効いていたら話は違いますが、
採卵4回の経験上痛みの伴う処置だと思っています。
全然平気な方いるのかな!?
ただ、怖い・不安といった感情は痛みを増強させる可能性があるので、
ふか~く深呼吸を繰り返し身体に力を入れないように心がけるだけで大分違うと思いますよ!
採卵終了後の休息時間
採卵後はベッドで1時間程休んだ後、
エコーで出血の有無を確認し問題なければ帰宅というような感じでした。
下腹部が重い感じが続くので、激しく動いたりはしんどいですが、
普通に日常生活は送れる程度でしたね。
以上採卵当日の痛みに特化した内容になってしまいましたが、私の体験談です。
体外受精は卵巣刺激→採卵→受精(媒精)→胚移植→黄体管理のすべてをクリアし結果が出るので、
どこで壁が待っているかわかりません。
私たち夫婦は採卵日までは順調なのですが、卵が採れないのです。
たくさん採れれば受精障害があるのかとかわかるようなのですが、
成熟卵1個では評価できないとのことでしたね。
受精確認までで数十万円の費用がかかり…
なんだか期待もしたいけどかかる負担も大きいなとか
他のクリニックはどうなのかなとか考え始めましたね。
先が見えないとはこういうことかと。
次回は2回目採卵時に改善した点とその結果について発信していきます。
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