不妊治療の保険適用に関して概要が示されましたね。
4月に向けて着々と国の方でも議論を進めてくれているようです。
4月に間に合うのだろうかという思いもありますが、少しずつ詳細が固まっていくのでしょう!
僕たちはただ待つのみ!
実際の患者負担はまだわからない
今回の概要は、どんな治療行為に保険が適用されるかが示されたという位置づけなので、資料の中でも患者負担につながる保険点数の部分がまだブランクです。
3.不妊症の患者に対して、採卵を実施した場合の評価を新設する。
(新) 採卵術 ●●点
注
イ 1個の場合 ●●点
ロ 2個から5個までの場合 ●●点
ハ 6個から9個までの場合 ●●点
ニ 10 個以上の場合 ●●点
中央社会保険医療協議会 総会(第513回) 議事次第 ○個別改定項目(その1)について より
こんな感じで、みんなが知りたい肝心な点数のところはまだのようです!
ここは2月上旬くらいにまたわかってくるようですね。
首を長くして待ちましょう!
算定要件など詳しく見たい方は中医協の資料をご覧ください。
>中央社会保険医療協議会 総会(第513回) 議事次第 個別改定項目について
過去の助成回数はカウントされないっぽい
これまで助成金を最大限受けてきたのですが、今回の保険適用ではその回数はカウントされるのかどうかという事を以前の記事で書きました。
保険適用も1子あたりに回数上限があるのですが、そこには触れられていなかったのでどうなるのかなと漠然とした不安がありました。
算定要件を見る限り過去の助成回数については関係ないようですね!
まぁ、どうやってそこを確認するのかなという見方もありましたが(^^;
とりあえず、少しほっとした感じです。
着床前診断(PGT-A)は保険適用にはならず
体外受精させた受精卵の全染色体を調べて異常のないものを女性の子宮に戻す「着床前診断」は保険適用にはならなかったですね。
期待していた人もいるのかなと思います。
確かに色々と議論のあるところなのでそう簡単にはいかないのかなという感じですが、うーん、難しいですね。
専門の先生の中でも意見の分かれるところのようですし、素人の僕があーだこーだ言うのもちょっと違いますかね。
でも、流産を減らしたり、結果的に妊娠率を高めたりすると言われているので、「不妊」で悩む人にとってはニーズは高いと思います。
先進医療として認めてもらえるかどうかが、次の注目点です!
まだまだ気になるところはありますが
皆さん気になるのは、一言で言うとこうだと思います。
「で、不妊治療の費用はいくらになるの??」
僕たちも気なります~(>_<)
採卵の保険点数はわかったけど、じゃあその一連の流れで何にどれくらいお金かかるの?
その時に使う薬代はどうなるの?
保険適用にならない部分はいくらなの?
やはり、自分に当てはめた時にどうなるのか、そこがわからないことには不安は拭えないですね。
4月以降、治療を開始したときにどんな流れになるんでしょうかね?
「ここからの治療は自費になりますがどうしますか?」みたいに確認されるんでしょうか。
それとも、
「うちの治療方法はこれなので」という感じで言われるがままになるのでしょうか。
まだまだ先は長そうです(^^;
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