妊娠10ヶ月になってみて思うこと
不妊治療を経て妊娠して、現在妊娠10ヶ月です。
子供がほしいと思いながら約６年治療をしてきましたが
まさかここまで来るとは、という気持ちです！
お腹の大きい妻がいて
育児休業を取ろうとしている自分がいて。
不妊治療はうまくいかないことが続いていたので
妊娠しても、夫婦とも心のどこかで
継続できないかもしれないという思いがずっとありました。
ショックを軽減するためにいつも意識していましたね。
胎嚢を確認して、心拍を確認して、9週、12週の壁を越え、
少しずつ週数を重ね、エコーで赤ちゃんの形がわかるようになり
性別がわかり、大きな異常がないことがわかり
最近は胎動が肉眼でもわかるようになってきました。
このまま順調に行けば、
あと少しで3人家族になっています。
こんなことってあるんだなぁと改めて思います。
また同じことはできないと思う
赤ちゃんは授かりものとは言いますが
これだけ長期の不妊治療をしてきたからこそ
本当にそうだなと痛感しています。
体外受精を何回やってもうまくいかない。
不妊治療クリニックを変えても、
注射を何回しても、
たくさんの時間とお金を費やしても
6年間うまくいきませんでした。
それが、あるとき妊娠するんです。
僕たちは2つ目のクリニックで初めて実施した人工授精によってでした。
あの採卵と移植を繰り返した日々はなんだったのか？
と思うこともありますが、
それがあったから妊娠したんだと思うようにしています。
あの時の僕たちは、採卵、移植をすることが目的になっていたような気がします。
それくらい意地になっていたというか、引き返せなくなっていたというか
長くて暗いトンネルの中を突っ走っていました。
もちろん、今も多くの方が治療と向き合っていますし
うまくいかずに苦しんでいる人の気持ちはよくわかります。
だからこそ、もう1度当時と同じように治療と向き合えるかと言われたら
おそらく無理でしょう。
あのときのパワーは、僕たちにはもうありません(^_^;)
もうすぐ産まれる
正期産になりました。
本当に、もう少しで僕たちの間に赤ちゃんが産まれるみたいです。
どこに寝床を作ろうとか、冬生まれだから家が寒いねとか
入院バッグ詰めなきゃとか、少しずつ実感が湧いてきています。
僕の仕事に関しては、育児休業に向けて
職場の同僚に業務を引き継いでいます。
少しずつ、赤ちゃんを迎え入れる環境を整えています。
念願の赤ちゃん、元気に生まれてきてくれることを祈るだけです。
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