2回の採卵で1回も胚移植まで辿り着けない状況であったことを、前回までのブログで綴ってきました。
今回は転院先を探し3回目の体外受精を決めるまでをまとめました。
とても悩みましたね…
転院先はどのように探したのか
通院を中断してから転院先を決めるまで半年近く間が空きました。
(当時33歳)コロナウイルスも流行りだし、世の中の状況も大きく変化し始めたときでもありました。
知り合いを通じて得たクリニック情報とネットでの口コミやホームページの情報が頼りでした。
情報量としては決して多くはなかったと思います。
たったこれだけ!?と思うかもしれませんが、あとは直接会って話してみないとわからないなと思い…
ここだ!と思ったクリニックに夫婦で受診しました。
初診で感じたこと
紹介状もない状態でしたので、過去の検査の結果や治療スケジュールをまとめて持参しました。
フロアには夫婦で受診されている方がたくさんいました。
前回のクリニックは男性が受診しずらい環境でしたので、そこが全然違うなと感じました。
治療する医師は一人。
一人でこれだけの患者を診るのはただただすごいなという印象であり、同じ医師に毎回診てもらえのはとても良い点ですね。
いよいよ診察へ…
今までの治療歴をみて…
3回目をここでやっても、卵は採れなかったでしょう…
やめたのは正解だったと思います。
同じ誘発や方法を繰り返しても結果は同じですし、100歩譲って1回目採れなかったのは何か原因があるはずですが(いや1000歩譲ってと言い換えました)、2回目も同じ結果を出すのは医師の経験不足としか言いようがない。
方法は必ずあります。
15分ほど面談したので、もっともっと話しましたが…
同じ方法を繰り返さない点と患者任せの治療(一見患者に寄り添っているが、
医師としての責任を全うしていないということ)ではないという点が
私たち夫婦には希望にも見えましたし、ここで治療をしてもらいたいと二人とも感じていました。
結果はやってみないとわからないので…
久しぶりに期待値が上がりましたし、転院って不安だなと思っていましたが、
転院したことに今も全く後悔はありません。
クリニックを変えるという選択は、良いことだと思います。
勉強会へ参加
そんなこんなで、月に1回の勉強会へ夫婦で参加し、1日かけて不妊治療のことを詳しく学びました。
今まで感情に寄り添ってくれたことは多々ありましたが、現状を理解することが大事であり、私には本当に合っていましたね。
そして肝心な感情は…頭でコントロールするという…なんとも難しいけれども不妊治療には欠かせないことであることを知りました。
ここは訓練ですよね。(笑)
現状を理解しコントロールを未だに繰り返しています。
決意
ここで治療すると決め、無事転院することができました。
どの病院を選ぶかなどその基準は夫婦の考え方や医師との相性など様々な点で決まるので、実際に転院したときのことを振り返ってもこれが一番大切と言えるものがなかったです…すみません。
ただ、転院するということは今の治療に満足していないということなので、満足していないのであれば転院は最大のチャンスでもあると思います。
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